愛媛県オリジナル品種の花・「さくらひめ」から生まれた清酒用酵母を使って、愛媛県内の22の酒蔵が新商品を開発する「えひめ香る地酒プロジェクト」。FISHでは、このプロジェクトの全体プロデュースのほか、梅錦山川様のつくるお酒の商品デザインも行いました。
コアターゲットは日本酒の新規飲用者。日本酒になじみのない女性や若年層にとって日本酒への入口となるような商品をめざしました。ユーザー目線で見たとき、いつ・どんなときに飲むお酒か、どんな気分にさせてくれるお酒かが分かると手に取りやすいと考え、一人ではなく「誰かと」楽しみ、場に「華やぎ」を与えてくれるお酒と位置付けました。ホームパーティや女子会など日常のちょっと特別なシーンに楽しく華を添えてくれるお酒として、「SAKASO!」という名前と2つの手が花の形をかたちづくっているデザインを考案。瓶やキャップの色もご提案し、女性的な華やぎや楽しさを売場で直感的に感じられるものとしました。
また、同時に海外にもアピールできる商品とするため、商品名、社名は英字とし、デザインも日本的な余白をもたせることを心がけました。
- CLIENT:
梅錦山川株式会社
- STAFF:
Planning, Creative Direction, Copy/ FISH
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Planning, Design / 星川 雅未(三ツ星デザイン)